2016年度サポーター会員募集
2016年度の募集は終了しました.
ビブリオバトル普及委員会サポーター趣意書(2016年度)
ご挨拶
ビブリオバトル普及委員会 代表 岡野 裕行(皇學館大学)
ビブリオバトルは,「参加者同士が本について気軽に語り合うことで楽しいコミュニケーションの場をつくることができる」仕組みになっています。ここ数年の間に普及が進むなかで,「人と人とのつながり方」や「おもしろい本との出会い方」について,新しい価値観を世の中に提示してきました。また,さまざまな実践のアイデアが付加されることで,その楽しみ方にも多くの形態が生まれてきました。大学生対象の全国大会が2010年から毎年開催され,2012年に「Library of the Year 2012」の大賞を受賞し,さらには2013年に文部科学省の「第三次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」のなかで言及されるなど,ここ数年でビブリオバトルがさまざまなコミュニティへと広がり,以前にも増して注目されるようになったことが確認できます。
2010年の創設以来,ビブリオバトル普及委員会は有志によって活動を続けてまいりました。しかし,ここ数年の構成メンバーの増加や社会的な活動範囲の広がりに伴い,普及活動を続けていくに際しての安定した活動資金が必要となって参りました。そこで皆さまには,普及活動を継続していくための金銭面での活動支援をお願いできればと思っております。
2016年は,ビブリオバトルが世の中に誕生してから10年目となる節目の年となります。ビブリオバトル普及委員会の活動の趣旨にぜひともご賛同いただき,ご協力を賜れければ幸いでございます.
ご挨拶
ビブリオバトル発案者 ビブリオバトル普及委員会理事 谷口忠大(立命館大学)
2007年の夏に生まれ2010年頃から徐々に全国に広まってきたビブリオバトルも,もうすぐ発案から10年を迎えます。2013年度ごろから積極的に各地の図書館や書店でも開催されるようになり,2016年度からは中学校の国語教科書にも一部掲載されるなど,ますますの普及が広がっていきます。日本の活字文化は世界に誇る水準でありながら,一方で,スピーチや読書や知識共有を介したコミュニケーション,議論の文化は必ずしも成熟しているとは言えません。
ビブリオバトル普及委員会は2010年に「ビブリオバトルの普及を通して,世の中のコミュニケーションや知識共有,人々のつながりを活性化させること」を目的とし10名ほどの有志で誕生しました。今では会員は300名を超え,それぞれがボランティアで各地の普及活動を様々な角度・視点・分野で支えてくれています。
一方で,ビブリオバトルそのものが皆が無料で楽しめるものであることもあり,普及委員会自体の運営資金には苦慮する状況が続いてきました。
この度,この活動の趣旨をご理解いただき,支えていただける「ビブリオバトル普及委員会サポーター」を募集させていただくことになりました。是非,世の中を一歩先に進めるビブリオバトルの普及活動にサポーターとしてご支援いただけますように,お願い申し上げます。
2016年度サポーター会員様(敬称略)